教え有りて類無し。
この世ではどんな教育を受けたかによって違いは生じるが、
人間は、生まれつきの上中下といった種類の差はない。
(「実践・論語塾」安岡定子著)
ど真ん中名刺ワークショップでは、自分を作り上げている3つの要素を考えることをします。
これは森信三先生が言われている「血・育ち・教え」だ。
人は、この3つの要素でできあがっている。
その中の「育ち」とは何か。
育ちは、幼少期に家庭の中で、親からどんな学びを得たか。
つまり躾だ。
母は、どんなことを大事にしていたか。
何をするとほめてくれたのか。
何をすると叱ったのか。
父は、どんな姿をみせてくれたのか。
それが自分を作り上げているひとつの要素になっている。
この章句というとおり、教育のひとつは、家庭での教育だ。
それは大きな要素となっている。
つまり、子どもがいる父親として、
子どもたちにどんな生き様を見せることができるのか。
ど真ん中を生きる姿を見せることができるのか。
そこになるのだろう。
Comments