top of page

已むにやまれぬ要求

昨夜は、修身を学ぶ会でした。 修身教授録(森信三)の本を教科書とし、1講読んでは、感想を書き、発表をするという、一般的な読書会のようなものです。


ree

第15講 諸君らの将来


読書の大切さが語られている。 ではなぜ読書が大切なのか。 読書が大切だと聞いたから読むように心がけようではなく、なぜ大切なのかをしっかり腑に落とすことが大事だと思えた。


ただ、多くの人生をおもうように生きている人たちは、すべからく読書好きなのは事実なように思う。


真の読書とは、自己の内心の已むにやまれぬ要求から、書物の価値を吸収しようとすること

と書かれてある。

この「已むにやまれぬ要求が湧く生き方」。

ここに大いなる意味のヒントが隠されているように思えた。

ここに思いを巡らすと、「人生二度なし」「誠」という言葉に至るのかもしれない。


まとめると、読書を欲するということは、3つあるように思う。


1,一度きりの人生だという、深いところの自覚が芽生えたことで、大切に生きようと心から思えている。


2,だからこそ、誰かの道ではなく、自分の道を歩もうと決めた。そのとき、壁に向き合ったときにヒントを与えてくれるものこそ読書にある。


3,そして、欲をいうならば、世の中を今よりもほんの少しでも良くしたいという志を抱くこと。



この3つに当てはまる生き方をしようとしたとき、、。 読書は已むにやまれぬ要求になるのかもしれない。



読書とは、生き方。

最新記事

すべて表示
深い対話

修身を学ぶ会富山 第4講 死 自分が死んだ後に、何を残すか、どんな働きができるのか。それが問われている。 死後、はじめて本物の社会貢献ができる。 こういったニュアンスのメッセージをこれまでの修身で受け取っていた。 つまり、生きているうちは、どうしても肉体を維持しなければなら...

 
 
 
気品とペインボディ

修身を学ぶ会富山 第8講 気品 約1年ほど毎朝5時からの音読会に参加させてもらっている。 メインは、エックハルト・トール著の「ニューアース」だ。 さて、「気品」とは、一代で身につくものではなく、子孫に伝えていくものだとある。...

 
 
 
不滅の火は、誰のものか

修身を学ぶ会富山 第3講 古人に学ぶ 森先生の言葉に触れると、自然に心が熱くなる。 われわれがこの二度とない人生を、真に徹底して生き抜こうとすると、何よりもまず古人に学ぶ処がなければならない。 偉人とは、永い生涯を、真に生命がけで徹底的に生き抜いた人々だ。...

 
 
 

コメント


bottom of page