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執筆者の写真yamashina shigeru

愛おしい存在

#Tシャツ起業家

「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘

秋元 里奈 著

読了


生まれたときから、常に新鮮な野菜が傍にあったこどものころ 地域のこどもたちが見学にやってくる優越感

 

おいしい野菜の味を知っているが故に、給食にでる野菜が食べられなくなった子供時代


「農家は継がなくていい」 「安定した職につきなさい」 という母の言葉。


母に喜んでもらいたいという純粋な思い。

ひとつひとつ成功体験を積み上げていく喜び。


血、育ち、教え、からご縁がつながり、なすべきことに向き合う最初の就職。

その仕事に本気で向き合うことで気づいたこと。

実践に挑もうとしたときの大きな挫折。


こどものころに見たの実家の畑の姿の変貌。


生産者のため、 たいせつな農業を衰退させないよう、貢献したい。 志が定まる。


ど真ん中が見つかり「食べチョク」を立ち上げる。




ど真ん中エディットワークを理解して読むと、本にあるひとつひとつの物語のつながりと深さが見え始める。

ど真ん中の本でした。


特に、実家の変貌ぶりを目の当たりにしたときのストーリーは、僕自身のストリートとあまりにも合致しており、涙が込み上げてきた。


こどものころの自慢の職場、自慢の仕事。

秋元さん同様、地元の小学生、中学生が社会見学でやってきてくれてた。

我が家は、すごい仕事をしているんだなという気持ち。

 

当時は、会社と家がひとつになっていたので、たくさんの大人たちが出入りする家の中では、家なのに肩身が狭いという感覚はあっても、それ以上の特別感を感じていた。


それが20年近く離れて戻ってきたときに、時代に取り残されてしまった状況。

印刷業は、これから生き残るのは大変厳しい。

それは十分わかっていたつもりだったが、実際の状況を知ったときの衝撃は忘れられない。


ど真ん中の生きるストーリーは、同様に、ど真ん中を生きる人にとって、身近で愛おしい存在となる。


▼食べチョク

食べることが生産者の応援につながる

生産者から”チョク”で届くから新鮮

個性あふれる生産者さん本人とメッセージのやりとり

「生産者直送」ならではの、珍しい食材や限定商品も出品。


▼ビビットガーデン

生産者のこだわりが正当に評価される世界へ

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