あなたの「種」と対話するコーチ Vol3
自分のやるべきことに向き合ったことで見えてきたワクワクは何か
最近気が付いたのは、文化が変わったとき。
高校のなぎなた部の指導をしている。
いままでは、明らかな上下関係で成り立っている文化だった。
そこからコーチング中心の指導に切り替え、その二期生が部のコーチをしてくれている。
そのコーチは、頭ごなしにダメ出しをするのではなく、まず質問から、後輩の振り返りから聞くようになってきた。
これは今までなかったこと。
生徒を尊重しよう。
生徒が伸びるためにどうするかを考えることがコーチの役目。
勝たせるためもあるが、どうしたらジブンゴトとしてやっていけるのか。
それが伝わったことにワクワク。
一期生の子が1年生の指導を当たった時にも、今までであれば
「今見てたけどさ、ここできていないよ」
という指摘が普通だったのが、
「みんな普段どこを意識している」
という言葉から始まった。
なぎなた部は、青森県で3校ある中、ここ何年も常に優勝している。
また、毎年インターハイにいくものの予選敗退だったのが、予選は勝てるようになってきた。
着実に成果が上がっている。
高校3年間が終わって、卒業生が母校に来たときに、改めて文化が変わったことを実感できた。
つづく。
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