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執筆者の写真yamashina shigeru

日常をどう過ごすか

今日は2か月ぶりの親子論語塾でした。

先月は、運動会と重なり行くことができませんでした。


まずは、書道から。



書の後は作務。

墓地の松の葉掃除でした。

松の葉はなかなか分解しにくいので、普通の落ち葉とは別に集める。


その後座禅だ。

心を整え、休憩をはさむ。

甘酒とフルーツをいただき、論語塾が始まる。

 

子のたまわく、 歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る。

冬になると、松の葉だけが一年を通して常に青々としていることに気づく。

という章句だ。


つまり、人も日常では違いが判らないが、予測不能な緊急事態が起きたときに、初めてその違いが判る。

こんな意味が含まれた章句だ。


高校生にこの章句の説明すると、

「では、日常をどう過ごせばいいですか?」

と質問されることがよくあるそうだ。


いい習慣を身につけること。

いい人物から学ぶこと。

誠実に生きること。


子のたまわく、 君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く

君子は、学問で友と交流し、

友がいることで思いやりの心を育むことができる。

 

つまり、常日頃から、いい人物から学び、大切だと思うことは習慣になるように実践していく。

そうすることで、大切な友ができる。

 

この「友」こそ、予測不能な緊急事態に自分を助けてくれるということだ。

 


ではなぜ学ぶのか。

ここに問いが戻ってくる。

それは「志」だ。

 

まず志を立てる。

それがとても大事だということになる。






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