プロのライターと学生 Vol.2
自分の本当の仕事って何だろう。
「自分の内省と発信を対話・執筆によってサポートする」
聞く力がとても大切。
そして難しい。
ただ、自分の強みは聞くことが得意だということ。
昔から「白い本」という何も書いてない本を持ち歩き、その辺の人と会話して、いいと思った言葉を書いてもらっていた。
そんな人と違う発想で行動できる源はどこにあるのだろう。
裕福ではない家庭で、本を読み、大学に進学しようと思った時。
中学までお金を稼ぐということは考えることができなかった。
できることは、いろんな人とつなげることだった。
近所のおじちゃんおばちゃんと友達になって、サポートしてもらってきた。
あと、足の病気にかかり、小学生のころ車いすだった。
同級生のように走り回ることができなかった。
本を読むか、楽しい話をしなければ、単にかわいそうな人というふうに見られてしまう。
そういった経験の中から、今の自分が出来上がったのかもしれない。
今は起業するまでは考えていない。
大きいテーマは
「書ける人を増やす」こと。
その人が自分で自分の言いたいことを話すように書けるようになる。
自分自身が書けるようになったのは、カウンセリングを受けてるときに日記を書きなさいと言われたところから。
自分の苦しみを外部化することで、マイナスの部分がゼロに戻る。
アイデアや自分の思考は、頭の中にあるうちは、ぐるぐる巡っている状態。
それを書くことで、積み上げていくことができるようになる。
これが増えていくこと、自分の中にある知を体系化できる。
それが、もっと世の中が面白く、世の中がやさしくなれるのではないか。
つづく。
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