月2回のペースで朝活大学素読会を開催しています。
2年目に突入。
その風景をはじめて録画してみました。
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素読後、心に留まった箇所を紹介。
物を格して后知至る。
伊與田さんの解説には、「物」とは自分のことと書かれてある。
つまり、自分を正せば知恵は自ら澄んでくる。そんな表現で書かれてある。
大学では、孔子のエピソードが紹介されている。
子曰わく、訟をきくこと われなお人のごときなり。 必ずや訟無から使めんかと。 まこと無き者は、其のことばをつくすを得ず。 大いに民の志を畏れしむ。 これを本を知るという。 これを本を知るという。 これを知の至りというなり。
孔子が言うには、争いごとの訴えを聴いて判断することは、裁判官と同じようにできる。
でも訴えを正しく判断することが重要なのではなく、訴えのない世の中にしなければならない。
真実ではない訴えというのは、どれだけ言葉を尽くしても、バレてしまうものだ。
つまり、自ら省みて、自ら畏れて、訴えはできなくなるようにしていく。
これを人の道の本を知るということ。
そして知が至るということ。
「物を格す」ということは、物事の本質を探究し、理解しようとすること。
表面的な課題をどう解決するかも大事なのことだが、その課題の奥に潜むテーマは何か。根本を正すには、何が必要なのか。そこを理解しよいうとすること。
そのことで、新しいアイデアや知恵、解決の糸口が見えてくる。
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