勉強はもうしなくてもいいからと止めようが、勉強をせずにはいられない。
そんな状態をつくることこそ本当の教育なのだろう。
そういった相手に志を抱かせるためには、まずは自分自身が志をいだいた道を歩んでいかなければならない。
自らの魂に火がついてなければ、どうやって相手に火をつけることができようか。
そういうことだ。
これは、言われると確かにそうだと思うが、普段の生活の中ではそうとも限らない場面に多く出くわすのではないだろうか。
つまり、言葉は誰が話すのかで、伝わり方が全く違ってくる。
教育者になる人にとっては、もちろんのこと重要なことだが、言葉を扱う誰もが大切にすべきことなのかもしれない。
自分が発する言葉と行動がズレていないか。
これは、単に身を修める道として大切なことではなく、今、膨大な情報があふれ、その中で常に取捨選択を繰り返していく中で、本物の言葉と偽りの言葉の違いを見分ける感性が磨かれている現代人にとって、自分に嘘をつかず、社会の中で信頼されて道を歩むためにも重要なことのように感じる。
素直に生きることの大切さが、改めて求められているように感じる。
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