肌感覚を聴く(1)
大学生、堀田杏奈さんとのど真ん中名刺づくり。
まずは対話から。
must
(やるべきこと、提供できる価値、なすべきこと)
就活、卒論
やらなければならないのだけど、なかなか手を付けられないのが現状。
当たり前のようにスーツを着て就活することに、何か違和感を感じる。
それ以外の選択肢があるのではないかと。
国家試験に向けた勉強もやらなければならない。
家事も大事。
笑顔、安心感、環境づくり
これは私が提供できる価値になる。
needs
・本音を伝えられない辛さ
いい子に見られようと思う気持ち、安心できる環境じゃなかったら思っていることを言えない。
すると、自分が自分じゃない感覚、他の人に求められている自分をつくっている苦しみがある。
また、他人に求められる言葉を使い続けると、本当の自分の感情を言語化する機会が少なくなり、すると、どんどん言葉にすることが苦しくなっていく。
・いろんな人生の歩み方を教えてくれる、認めてくれる場の少なさ
家では「あまり失敗するな」という価値観があり、変なことをすると怒られる、自分の意見も聞いてもらえないことがつらかった。
スケッチラボなど、いろんな大人や先生、学生に出逢えることで、私の考えもありなんだと思え、嬉しかった。
この問題意識は私だけじゃないはず。
学校と家だけだと出会う人は限られてくる。
すると選択肢が狭まる。
今まで出会った人の道でしか選べない。
だからこそ、いろんな人と出会える場があるといい。
・組織のメンバー全員のモチベーション維持の方法
あなろまっちや部活で経験したことだけど、組織の中にはモチベーションが高い人もいるし低い人もいる。
もっと組織の中で、みんなが自分の力を発揮することができれば、いい組織、いい社会がつくれるのではないか。
・命を預かる仕事、教育に携わる人の待遇問題
幼稚園保育園、教師、社会福祉士の現状をを学ぶ中で、給料の低さを知る。
教師などは子どもに一番近い存在。
それなのに、教師の苦しい状態を見せてしまうと子どもにも影響するのではないか。
「休日はこんなことを楽しんでいる」「教師のほかにこんな仕事をしている」ということを語ることができ、人生を楽しんでいる教師が身近にいると、子どもたちももっと自由に夢を描けたりするのでは。
・第三の居場所
家と学校の往復だけだと、私は苦しかった。
どちらともいい子を演じなければならなかった。
素の自分になれる場所があればよかったと思う。
・自分をあきらめてしまうこと
就活をする友人をみていると、他にやりたいこと、好きなことがあるにも関わらず、結局先輩がた作ったレールを重んじる選択をしてしまう。
すると、内定の喜びがあっても、そこで働けるうれしさが希薄になる。
その理由に「あきらめ」があるのではないか。
つづく。
Comments