さとやまマルシェ、はじめます VOL2(動画は3)
20代に、富山県小矢部市でカフェを開業した坂本恵さん。
その後、カフェを辞め、結婚出産を経験し、自分の生まれ育った地域でマルシェアをはじめました。
そんな坂本恵さんとの対談です。
前回のつづき。
人、物、場所、価値を繋げる「さとやまマルシェ」
旧保育園を再活用
新しい価値へと繋げたい!
岩尾滝くつろぎ交流館(旧岩尾滝保育園)
富山県小矢部市岩尾滝1240
次回開催
2023年12月3日(日)10時〜16時
カフェを辞めてから、10年。
最初はキャリア教育に興味をもち、活動していた時期もあった。
そして、子どもも二人生まれ、家庭が中心となり、心が塞いだ時期もあった。
ここから地元でマルシェをやりたいという力が湧いたのはなぜか。
2人目が生まれて、実家に帰ることが多くなり地元に目を向けることが多くなった。
主人の実家も、自分の実家と同じぐらい山の中の田舎なんだけど、そこは脈々と子どもが生まれ、新しい家が建っている。
それに比べると自分の生まれ育った地域は、どんどん過疎化が進んでいる。
「どうしてこんなに違うのだろう」
親に相談すると、同じような課題意識をもっており、農業で頑張っていきたいと。
あと、自分の年齢的なこともある。
カフェをしたときは、自分の人生をより豊かにしたいという気持ちのみだった。
この年齢になると、自分の満足だけでは足りない。
地に足をついて恩返しのようなことがしていきたい。
それがカフェしたときとの大きな違いだと思う。
自分の人生の焦りからの力から、何か後世に残していきたいという想いからの力へ。
ただ、カフェとマルシェで共通している力があるように思う。
そこには才能を活かすということがあるのではないか。
自分の一番ワクワクすることは、つなげること、橋をつくること。
カフェのときも、お客様同士が出会って何か新しいものが生まれるような場所を作っていたように思う。
今回のマルシェもそう。
橋渡しをしているような感覚がある。
単に橋渡しだけでなく、場所を大事にしている。
この場所に来てもらいたい。
この場所でやりたい。
学園祭のようなノリ。
発表しあえる場があり、みんなで作り上げ、その場を楽しむ。
そこに自分も居たい。
つづく。
Comments