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執筆者の写真yamashina shigeru

機能不全こそ日常

ニュー・アース

エックハルト・トール 著


目覚めのきっかけとしてのペインボディ


・ペインボディが、心と感情への完全な同一化をもたらす

ペインボディとエゴの関係

・機能不全の状態が通常モード

・人類の進化の次のステップは不可避ではない

・意識的に選択が可能になっただけ

・ペインボディがあることで、逆に目覚めのきかっけになる。


今回の箇所にあるキーワードを組み合わせていくことで、ひとつの図として頭の中にイメージが浮かんだ。




心が身体を通して感情を生み出す

その感情がさらに心にエネルギーを与える。

心→身体→感情→心というループが繰り返されることで、エネルギーを増幅させる。

 

それだけでも十分厳しいのに、それだけにとどまらず、人が生まれながらにもっているペインボディが、無意識のうちに、心と感情を通り道を生み出してしまう。


心は、「実体のある身体」と「実体のないペインボディ」の違いに気づかないのかもしれない。


心→ペインボディ→無意識の感情のループだと、ペインボディは実体がない分、心と感情を同一化させやすい。

また、ペインボディは、エゴを糧にしてペインボディ=身体という同一化を計る。


そうなると、ペインボディ≠身体≠エゴなのに、ペインボディ=身体=エゴとなろうとする。

 


ペインボディが存在すること自体が、通常モードであり、機能不全であること自体が日常なのだ。

まずそこに気づくこと。

 

では、そこからどう選択するのか。



ペインボディが悪だということでもなく、51:49。

少しだけでもペインボディよりも意識的に選択できる状態であることが大事なのだ。


ペインボディがあることで、これまでの人類の長い歴史やご先祖、両親に思いを馳せることができる。

人の痛みを理解することができる。

自分の課題に気づくこともできる。

別の選択肢があることを知ることができる。



※これはあくまでも個人的な見解であり、現時点での思い。

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