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執筆者の写真yamashina shigeru

正しさとは

更新日:2020年4月3日

君子は義に喩り、 小人は利に喩る。

君子は、それが正しいか、正しくないかで物事を判断するが、

小人は、利益があるかないかですべてのことを判断する。

(「実践・論語塾」安岡定子著)


現実社会の中では、常に、義と利の選択で悩む。

ほとんどの場合、ケースバイケースということで落ち着くのではないか。


しかし、論語ではそうではない。

きっちりと断言しているのだ。

義だと。


ぼくが10年近く座右の問いにしている言葉がある。

「先義後利であるかどうか」


富山のくすり売りビジネスでは、先用後利という。


ただ、義とは何かを考えたとき、正しいかどうかという意味と書かれてある。

なんなくイメージで義理人情の義理というイメージで義をとらえてた可能性がある。


そうではなく、正しいかどうかだ。


であればこそ、正しさとは何かという定義を自分の中にもっているかどうか。

それこそ、大切になってくるのではないか。




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