求めてやまない心
- yamashina shigeru
- 2023年5月17日
- 読了時間: 1分
第23講 卒業後の指導

修養とは、「求めてやまない心」だという。
確かに、この説明がすごくぴったりだなと感じる。
「求めてやまない心」とは、さらに言い換えるのなら、「才能」と言えるのかもしれない。
才能とは、誰かから指示されたわけでもないのに、ついやり続けてしまうこと。
そういった定義で考えるのなら、まさに「求めてやまない心」の原動力に才能があるように思う。
本来、そういった才能を自由に表現し、社会に還元することができればいいのだろうが、いろんな外的要因等で、諦めてしまう場合が多いのではないか。
「誰も理解してくれない」
「世の中はそんなに甘くない」
「これではお金は稼げない」
という感じで。
ただ、そこで問われているのは、才能を活かそうとしたときに、目の前に立ちふさがる課題を外部要因に求めるか、自分に向けるかなのではないか。
果たして自分は、「求めてやまない心」を大切に生きているだろうかと。
別の表現として、修養とは、人間が自分の生命に徹して生きようとする態度とも書かれてある。
求めてやまない心を生きることと、自分の生命に徹して生きることが、一つであるということは、大きな発見だ。
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