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執筆者の写真yamashina shigeru

流れに乗る

絵を描いて未来を試す人 Vol2



イラストエッセイストの北山知絵子さんと、ど真ん中名刺づくり。

ど真ん中エディットワークを受けていただき、課題を提出してもらいました。

名刺を作っていく前の事前対話。

前回からのつづき。


▼youtubeで作品も紹介している。パステル文庫




北山さんにとっての「must」は


自分が満たされること。

判断なく表現することの喜びを知ってもらうこと。

自ら表現することで生きやすくなること。



「must」に向き合うことで気づいた「needs」は


人の顔色を見てしまう、自分を我慢するといった自己肯定感が低い方が多い。

誰かが言ったからではなく、自分がどう思うか。

自分はどうしたいのか。


職場で子どもたちを見ていて、子どもたちも承認欲求の強い子はいるが、大人、先生側も承認欲求の強さがある。



「must」に向き合うことで気づいた「wants」は


人と人がつながる瞬間が好き。

出会いの瞬間をプロデュースすることが好き。

好きな店舗を絵で紹介したい。

地元の良さを絵で伝えたい。



偶然の出会いの瞬間がなぜ起きるのか。


誰かに見せることのなかった25歳の時から、日記のように絵と文をずっと描いている。


自分が自分の心を整えている時に、それを描いた絵を見て、落ちつくという人が増え、それによって個展やポストカードづくりがはじまった。

人に見てもらうための作品づくりをしていると、音楽の先生たちに出逢えた。

その先生たちと子どもたちのコンサートをしていると、また他の先生に繋いでいただき、紙芝居を作るきっかけをいただけた。

すると、絵とポエムを書いてほしいという仕事の依頼がきて…。


この流れで、ど真ん中名刺をつくることになった。

これも、自分にはまだできることがあるのではないか。

そんなことを思っていた時だったので、ちょうど自分を見つめ直すことになっている。


ひたすら、自分の好きだったことを忠実に続ける。

その好きの実践の中での出逢いや流れに乗る。

それを続けてきただけ。


つづく。

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