top of page

生涯の根本方向を洞察する見識

第2講 立志





真に志を立てるということは、この二度とない人生をいかに生きるかという、生涯の根本方向を洞察する見識、並びにそれを実現する上に生ずる一切の困難に打ち克つ大決心を打ち立てる覚悟がなくてはならぬのです。
われわれは、真に志を立てるためには、どうしても人生を見通すような、大きな見識が必要だと思うのです。


生涯の根本方向を洞察する見識。

これが本当に難しいことだと感じた。


一瞬の思い付きの志ではなく、5年先、10年先、20年先に、自分と、家族と、社会と、国と…、世界の環境がどんなふうに変化していくのか。

その変化を予見したとしても、決して変わることとない志とは何なのか。

さらに、その志を実現するうえで生じる一切の困難に打ち克つ覚悟があるのか。


複雑な世の中となり、一年先もなかなか予想できないこの時代に、立志を打ち立てるということ。

これは一見、大変厳しいように感じる。


しかし実は、現実がいかに大きく変化しようとも、変わることのない真理の大切さに目覚める時なのかもしれない。


改めて、自分の志が真の立志なのか、深く考えてみたい。

最新記事

すべて表示
自己反省

修身を学ぶ会富山 第11講 長所と短所 今回のテーマは、 内面の長所と短所 、そして 外面の長所と短所 に、私たちはどのように向き合うことが大切なのか、というものだった。 長所をどう伸ばすのか。 短所をどう受け止めるのか。 一見、よくある問いのようでいて、しかし掘り下げていくと、とても根の深いテーマである。 まず、内面――精神面の成長について考えたとき、単純に「長所を伸ばす」「短所を克服する」とい

 
 
 
発願

修身を学ぶ会富山 第9講 発願 「道の上では師に譲らず」 第9講の最初のところに、この言葉が紹介されていた。 この言葉にすごく似た有名な論語の章句がある。 仁に当たりては 師にも譲らず 自分の心にある「仁」。 思いやる心、相手を大切にしたい気持ち、大事にしたい気持ち。 自分が一生ついていこうとする尊敬する師がいるとして。 その師からのお願いだったとしても、自分の中にある「仁」に反することであれば、

 
 
 
希望の種を拾う

修身を学ぶ会富山 第7講 身代わり 小学校の低学年だったころ、同級生が雪の事故で亡くなるという出来事が起きた。 当時担任だった、いつもやさしい女性の先生は、事故後、まるで別人のように表情が硬くなり、少し冷たい空気を常にまとっているようになった。 その変貌ぶりがあまりにも印象的で強く記憶に残っている。 きっと、その時の担任の先生は、感じるの必要のない「責任」と、死を覚悟したのかもしれない。 数か月間

 
 
 

コメント


bottom of page