top of page

無限と有限の間

修身を学ぶ会富山

第9講 情熱


歳を重ね、経験を重ねていくと、情熱と感動が薄らいでいく。

歳を重ね、経験を重ねていくと、情熱と感動が増していく。


この二つの道があるようにおもう。

もしそうであるなら、この二つの道の分岐点は何だろうか。


もうひとつ、歳を重ね、経験を重ねていくと、情熱は減り、感動は増えていくパターンもあるように思う。



感動は、深くいまに在る力と、今にある喜びが組み合わさる時に訪れるのかもしれない。


情熱は、イマココに無限の可能性を秘めていることを知るつつも、「人生二度なし」と有限かつ一度きりの人生だということを自覚することから生まれるものかもしれない。

無限と有限の間に、情熱の炎が燃える。


しかし、情熱の炎を浄化しようとすると、強い意志の力が必要だ。

この意志の力、志を抱く力に導いてくれるのは、「いのちの声」に耳を傾けることなのだろう。


この「いのちの声」に耳を傾けることへの恐れは、抜けることはない。

でもこの感情は、正しいことなのかもしれない。



最新記事

すべて表示
深い対話

修身を学ぶ会富山 第4講 死 自分が死んだ後に、何を残すか、どんな働きができるのか。それが問われている。 死後、はじめて本物の社会貢献ができる。 こういったニュアンスのメッセージをこれまでの修身で受け取っていた。 つまり、生きているうちは、どうしても肉体を維持しなければなら...

 
 
 
気品とペインボディ

修身を学ぶ会富山 第8講 気品 約1年ほど毎朝5時からの音読会に参加させてもらっている。 メインは、エックハルト・トール著の「ニューアース」だ。 さて、「気品」とは、一代で身につくものではなく、子孫に伝えていくものだとある。...

 
 
 
不滅の火は、誰のものか

修身を学ぶ会富山 第3講 古人に学ぶ 森先生の言葉に触れると、自然に心が熱くなる。 われわれがこの二度とない人生を、真に徹底して生き抜こうとすると、何よりもまず古人に学ぶ処がなければならない。 偉人とは、永い生涯を、真に生命がけで徹底的に生き抜いた人々だ。...

 
 
 

コメント


bottom of page