相反する力
- yamashina shigeru
- 6 日前
- 読了時間: 2分
ゆるストイック
佐藤 航陽 著
読了
佐藤さんがはじめられたyoutubeの大ファンです!

今の時代においては「自分を律するストイックさ」と、他人と違う考えを許容し干渉しない「寛容さ」という、相反するような価値観を同時に持つことが強さに直結する。
ゆるストイックをこんな風に紹介されている。
実は本書の中に、別の表現にはなるのだけど、似たような表現で紹介されているのが「物語」についてだ。
相反するような価値観を同時に持つ強さ
人類は「物語を創造する力」と「物語に貢献する力」の2つの力がある。
どちらかの力を発揮するということではなく、二つの力を一緒に発揮できている状態こそ、エンパワーメントできてる状態なのではないか。
これは、本「すべては一人からはじまる」でソース原理を説明してくれる最初に書かれてある。
この言葉に出会ったときの衝撃はすごく大きい。
望んでいた答えに出会った感覚。
人生の主人公として生きること。
我を捨て、誠を尽くす生き方。
この二つを矛盾することなく、ひとつとなる生き方はあるのだろうか、という疑問があったからだ。
人類は物語る種族である。
そして2つの力をもっている。
それが「物語を創造する力」と「物語に貢献する力」なんだと。
教育の世界、ビジネスの世界では、物語を創造する力にスポットが当てられ、その力が強いほうが評価される。
しかし、実はこの2つの力をうまく統合できていることが重要になってくる。
そんなふうにとらえることができた。
しかし、最近、そこからさらに別の迷いが生じた。
それは、「物語を手放す力」だ。
つまり、
物語を創造する力
物語に貢献する力
という相反する力を携えること。
と同時に、
物語を承る力
物語を手放す力
という、こちらも相反する力が必要になる。
この相反する力たちを矛盾なく自分の中に持つ。
そんな生き方として、ゆるストイックな生き方を紹介してくれているように思えた。
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