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相対的立体的視点

2024年8月9日
読了時間: 2分

朝活大学素読会


詩に云わく、邦畿千里、惟れ民の止まる所と。

詩に云わく、緡蠻たる黄鳥、丘隅に止まると。

子曰わく、止まるに於いて、其の止まる所を知る。人を以て鳥に如かざるべけんや。

詩に云わく、穆穆たる文王、於緝煕にして敬止すと。

人君と爲りては仁に止まり、人臣と爲りては敬に止まり、人子と爲りては孝に止まり、人父と爲りては慈に止まり、國人と交りては信に止まる。


ここは、大学の三綱領


大學の道は、

明徳を明らかにするに在り。

民に親しむに在り。

至善に止まるに在り。


の「至善に止まる」を掘り下げて説明してくれている部分。


自らの明徳を明らかにしていくと、自分と他人という隔たりがなくなり、これ以上分けられない真理に止まることができる。




孔子は、こんなことを言っている。

鳥は、自分が安心して止まる場所を理解している。 では、人間は、どこに止まるべきかを理解しているのだろうか。

「至善に止まる」とは?

ここで、唯一無二の止まる場所はどこだと、言われたことをそのまま理解してしまうと思考停止してしまう。


リーダーの場合はどうか、部下である場合はどうか、父親になった場合はどうか。

自分と社会との関係性の中での立ち位置と、その立ち位置と道理や道義の関係を伝えている。


常に相対的立体的視点を重んじている。


次回は2週間後。



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