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知の大切さ


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親子論語塾 ほんと、久しぶりに参加できました。 コロナの影響で、これまで室内で開催していたものが屋外となり、しかも、雨のときは、中止。

オンライン講座というカタチになりました。

この日は午前中雨という予報で、また中止かなとおもいきや、ぎりぎり雨がやんでくれ、開催することができました。

論語塾の前の、作務や座禅もできました。


塾にくると最初に「書」をするのですが、今回は「知」でした。


知を使った有名は章句


子曰く、 「之を知る者は、之を好む者に如かず。 之を好む者は、之を楽しむ者に如かず」


があります。 今回はこの章句を新学期の始まるスタートとして紹介してくれました。


意味は、とても簡単で、

ものごとを知識として知っているだけの者は、これを好きでしている者におよばない。 さらに、これを好きでしている者は、楽しんでこれと一体になっている者にはおよばない。

知→好→楽

という、論語の中でも、とてもわかりやすい章句であり、だからこそ世の中の真理をついた言葉です。

特に「働く」ということを考えようとした場合、この章句の意味はとても深いものになってきます。


だた、今回は、少し違う方向からの紹介でした。

「知」の大切さです。

章句では、知よりも好、好よりも楽とありますが、今まで知らないことを知ること、学ぶこと、好奇心、それが大事だというお話です。

つまり「知」の大切さです。


親子論語塾ということもあり、参加するのは子供たちです。 なぜ学校で勉強しなくてはならないのか。

その一番の理由が、知らないことを学び、選択肢を増やすことだよと。

どんなことが自分が好きなものなのか、それはやってみなくてはわからない。

そもそも、知らなければ、わからない。

だから、子どものころの勉強は大事。


そして、こどもたちは、4月から、進学や進級、クラス替えなど大きな変化があるが、大人になると、あまりそれほど大きな変化がなくなる。

だけども春は、一度自分の生き方を振り返るいいタイミングです。

そんなお話でした。

 

自分の実践すべきことは何か?

志は?

ど真ん中は?


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