空っぽになるほど
うまくいく生き方
情報断食
鈴木七沖 著
読了
とてもいい本でした。
自然は真空を嫌う
ゆえに、情報のインプットをなくすことで、「空」になった脳に、自然に流れ込んでくる情報がある。
その情報に耳を傾ける。
情報断食に近いことを20代後半から30代にかけてしていたことがある。
誰かの意志がこもった本は読まない。
そんな程度ではあったが10年近く、本を読まない時間を作った。
実際、そのときに新しい変化に出逢うことはなかったが、それから断食をやめ、積極的にインプットを始めた瞬間、加速度的に人生の変化を体感したことになる。
SNSは、過多な情報インプットなのか?
実はこれは使い方次第なように感じる。
最初に始めたツイッターは、情報を得るためのものではなく、むしろアウトプットし続け、自分の脳の中を空っぽにするために利用していた。
僕的には情報断食だった。
その情報断食としてのSNSの使い道があるおかげで、SNSをインプットとしてとらえずに使える癖を身につけることができた。
ただ、ここで大事なのは、著書にあるように、ただ情報断食することではなく、アンテナを張るということ。さらには
①いつも心のなかが穏やかで静かなこと ②何事も素直な気持ちで受け止めること ③なんでも面白がれる遊び心があること
この心のあり方がぶれていると、せっかく入ってくる情報を活かすことができないかもしれない。
アンテナを張り、心の在り方を見直す。
ここがすごく重要な気がした。
そこに、ふと気づくだけで、びっくりするくらいおもしろい現象が起き始める。
まさにこの数日間に起こっている。
いやあ、おもしろい。
ど真ん中エディットワークに照らし合わせて考えると、
2つの円が重なり合う実践部分(must×needs、must×wants、needs×wants)
3つの円が重なるど真ん中(must×needs×wants)
さらに、自分のなすべきことは何かという最初の問い(must)
この3つすべてに同じことが言えるのではないか。
自然は真空を嫌う。
だからこそ、自分の心の在り方を整え、やってくる情報を受け入れる環境をつくる。
自分のなすべきことはこれなんだ。
置かれている情況を鑑みると、なすべき実践はこれなんだ。
すると、ど真ん中はこうだよな。
ど真ん中エディットワークに挑み、自分に問い始める時のスタンスがどうあるべきか。
ここの重要性を学ばせてもらった本となった。
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