違いに対峙し考え続ける旅人 Vol1
職業人生のスタートが中国で、かつ、中間管理職だった小島量子さん。
そこから、どんな気づきがあったのか。
ど真ん中名刺を作る前の対話、スタートです。
小島さんのなすべき仕事は何か
組織のマネージャー。
24歳で職業人生のスタートが中国で、働き始めた時から中国人の部下がいた。
中間管理職、チーム、組織をどうするかを20年間考えてきた。
コミュニケーション、教育、評価、といったマネージャーの仕事は、好きなことでもあるし、ずっとやってきたこと。
今も管理職の立場でチームをもっている。
マネージャーの仕事をしてきた中で気づいたニーズ、社会課題は何か。
一つ目の課題は、考えることができないこども、若者。
会社は、コミュニケーションと自分の考えを話す場だと捉えている。
若者を指導すると
「これでいいですか?」
って聞いてくるだけで、自分で考えることがあまりない。
これは、子どものときから考える習慣が必要なのではないか。
次は、一つの組織の中で働き続けた会社員について。
転職があると自分をアップデートする機会があるが、一つの組織で働き続けていると、せっかくすばらしい才能をもっているのに、自分を活かしきれていない人がいっぱいいることに気づく。
この「考える習慣」「自分を活かしきれていない」問題は、ジェンダー、ジェネレーション、国によっての違いはあるか。
世代は考えたことがないが、どちらかというと男性のほうが当てはまると思う。
女性は、どの世代も、どうにかしようとする適応力がある。
家事・育児もそうだけど、マルチタスクが得意な女性のほうが、仕事で才能を活かしている。
つづく
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