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執筆者の写真yamashina shigeru

肉体と魂の関係

身心をパワフルに導くピラティスインストラクター VOl2(動画はVol3)



自然の恵みは、人間を元気に。

人間の元気は、自然を豊かに。

すべてが繋がることで、自然、人、身体と心をHappyに。


身体と心の調和 Blue Earth

富山市にあるピラティスマシーンを完備したピラティス専門のレッスンスタジオのオーナーでありピラティスインストラクターの、Satomi Cascanteさんとの対談です。

前回からのつづき。



人間の一生について

※この年齢はこうすべきだ、といった「べき論」や「年齢のこだわり」を言いたいわけでは決してありません。あくまでも、生物としての一生を考えた時に、こんな風に捉えることができるよねという視点です。


40歳という年齢は、すごく大事なキーになるのではないかと思っている。

なぜかというと、気力や知力はちょうどマックスになる年齢だが、体力に関しては、限界を感じる年齢だ。

我々は、肉体を持っているが故に、40歳前後に達すると、肉体が下っていく道が見えてくる。

気力、知力を充実した状態で、人生を俯瞰した景色が見えた時、これからの人生をどう生きるかという世界が見えてくるのではないか。


この話のポイントは、40歳前後というタイミングまでの人生をどう歩むか。

さらに言うと、40歳の半分の年齢、つまり20歳までにどう生きるのかが大事だろうと思っている。


20歳までの人生の目標は、表と裏にあると思っている。


表向きの目標は、20歳までに本物の人やサービスやモノに出逢い、自分の志を明らかにしていくこと。

それとは別に、裏目標がある。


「20歳までに考えた志、夢、野心、野望は、本当の自分が考えた思考ではない可能性があるということ。」


自分を作り上げている最大の要素は、ご先祖様の想いや両親の言葉だ。

それが一番影響を受ける時期が、まさに生まれてから20歳までの時間だろう。

もし、家庭環境がいかにすばらしいとしても、何かしらの影響は受けているのは確かだ。


つまり、裏目標というのは、20歳ぐらいまでの思考は、両親やご先祖さまの影響があるということに気づけるかどうか


それに気づくことで、20年間で積み重なった心のアクを、次の20年間で取り除く作業が始まる。それが20歳から40歳までの時間だ。


そして40歳からが、自分が選んだ本物の人生がはじまると思っている。

これが人生の正味の時間だ。



偶然かもしれないが、私の人生は、まさにそれに当てはまる。


28歳まで毎日死にたいと思っていた。

ピラティスをしていた時に「なぜ死にたいと思う自分がいるのか」という疑問に気づけた。


そこからヒーリングをはじめて、まず家族とのトラウマに出逢う。

そのトラウマが解消すると、ご先祖さまの浄化が始まった。

そして、全部の浄化が終えて、今、人生の中ですごく幸せな状態。


40歳を過ぎていくことで、肉体は確かに下り坂になる。

ピラティスを通して、下る坂を緩やかにしてあげることは可能。



しかし、肉体は下り坂かもしれないが、魂はどうか。


魂は、肉体が終えていくということを利用することで、より成長していけると思う。

魂が肉体という器がなくても向上できることを感じている。


結果的に、肉体は魂の入っている器でしかない。

器がなくなろうが何にも関係なくなる。


そう考えると、楽しくなってくる。


つづく。

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