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自分自身と対話する


さみしい夜にはペンを持て

古賀 史健 著

読了




ヒトの原点を考える: 進化生物学者の現代社会論100話

長谷川 眞理子 著

読了




最近読んだ2冊。

偶然なんだけど、この2つの共通点は、自己の客観視。

メタ認知。

 

「人間と他の動物の違いは何か。」

そんな問いが書かれてあった。

そのひとつの答えが、

 

人間は言語を操り、文化をつくることができる。


さらに、なぜ言語を操り文化をつくることができるのか。

それこそ、自己の客観視(?)。


つまり、

「私は、あなたが〇〇なことを△△だと思っていることを知っている、、ということを知っている自分がいる」

「私は、その事実を知らない、、という私のことを知っている」


ちょっと日本語がへんになっている気がするのだけど、、そういうこと。



自分の心の中に、もうひとりの自分が存在する。

言葉は、誰かとコミュニケーションをするために発達したのではなく、自分の頭の中で、自分自身と対話するために発達したということも聞いたことがある。


たとえば、スポーツや勝負の世界に、「自分に勝つ」という言葉がある。

でも、よく考えると「自分に勝つ」って変じゃないですか。


自分はひとりしかいないはず。

ということは、もし自分が自分に勝つことができたのなら、負けた自分も存在するわけで。

自分がふたり必要になる。

もし二人いるのなら、どちらかが勝つということではなく、自分と仲良くなることがベストなように思う。


この、まさに自分自身と対話できるという人間の脳の特性、複眼というか鳥の目をもっていることで、複雑な言葉と文化を生み出すことができた。


このせっかく与えられた人間の特性を活かし、自分を生き、社会に役立てていくことを考えたとき、、考えること、言葉にすること、書くことが、すごく大切な意味となる。



強引に内容をまとめると、ど真ん中名刺をつくる意味もそこになる。

名刺に記載されている言葉を一番目にして、読むのは誰か。

それは名刺を渡す相手ではなく、自分自身なはずだ。


つまり、ど真ん中名刺は、自分が自分の名刺を眺めたときに、納得しワクワクできるか。

自分の想いを「見える化」することの価値。

それは、ゴールではなくスタートになるということ。

自己と対話し、自分から生まれた言葉を、しっかり見える化し、自分の目で観る、そして思う、考える、すると新たな自分に出逢う。

このサイクルを回していくこと。


ここに成長があるように思う。


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