其の似す所を視、其の由る所を観、 其の安んずる所を察れば、 人焉んぞ廋さんや、 人焉んぞ廋さんや。
その人の行動をよく見る。
そしてなぜそのように行動をとったのか、その動機もよく見る。
さらにその行動に満足しているかどうかをよく観察してみれば、どうしてその人の本質を隠せようか、隠し通せるものではない。
(「実践・論語塾」安岡定子著)
ど真ん中名刺ワークショップでは、この章句を参考にさせていただき、まず自己紹介していただいている。
あなたは、今何をしているのか。
それは何のためにしているのか。
そして、どうなることが満足なのか。
それを聞かせて頂いている。
ポイントは、最後の質問にあるように思う。
どうなれば満足するか。
どうなれば安心するのか。
「何のために?」
という問いは常に意識する人は多いはずだ。
けれど、どうなると満足するのかを自分に問い、語れるか。
自分でもうっすらとしか自覚していなかったことを言語化することになるように思う。
成長し続けることが全てでhなく、どうなればよかったのか。
それができれば、志も明確になっていく。
この章句は、実はもうひとつ大事な意味がある。
つまり
行動と理由と動機を一致させて生きているか。
そういうことになる。
ど真ん中名刺を作り始める一番最初の自己紹介のために聞かせていただく内容なのだが、実は、この3つの問いに自分の言葉で語れるかどうか。
それは、あなたが「今」、ど真ん中名刺を作るタイミングかどうかも同時に問われている。
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