あなたの「種」と対話するコーチ Vol6(動画はvol8)
青森県で、プロコーチとして活躍している、cocoセッションの佐藤 智絵さんとのど真ん中名刺づくり。コーチングスキルも利用し、高校生の部活(なぎなた部)の指導もされており、連続インターハイ出場するチームに育てる。 ど真ん中名刺制作風景、前回からのつづき。
▼cocoセッションの紹介
前回から引き続き、屋号に沿えるキャッチフレーズを考えています。
「ここで、あなたと、LIVEの価値を」
この「LIVEの価値」について
人に優しくしてもらったことがある。
やさしい言葉をかけたことがある。
やさしい言葉をかけてもらったことがある。
共鳴した瞬間がある。
そういった誰かと交換したものが生きる力になると思っている
小さな思い出のようなものをたくさん集めてほしい。
死ぬまでに、そのかけらいっぱい集めてることができたらいいな。
この交換したときの摩擦で生まれた熱のようなものが、LIVEの価値なのではないか。
人が交換する意味
人間は、誰かと何かを交換する行為自体が、生まれながらにもっている欲求だと言われている。
それは、人が進化していく過程で、物を交換しあう行為が種を絶やさないことに繋がる工夫として、DNAに組み込まれているようなもの。
誰かと何かを交換するという行為そのものが、喜びであり欲求を満たすもの。
これは人間共通の特徴のひとつだろう。
それは、物だけではなく、言葉もそう。
言葉を話す理由のひとつも交換なのかもしれない。
価値が生まれようが生まれなくても、交換自体に喜びがある。
「認める」の反対は「無視」ともいえる。
交換が成り立ってないことに、人はストレスがたまるのだろう。
智絵さんのやさしさについて
ほとんどの交換は、対価交換であり、目の前で同じ価値のあるものを交換しあう。
それが同時に交換するのではなく、時間差で成立する交換もあるはずだ。
智絵さんは、1年後、2年後に成立する交換に対しても、素直に喜びを感じられるところにやさしさがあるのではないか。
時間のズレ自体は問題ではない。
予期せぬ喜びとして受け入れられる。
種がでて芽がでるまでは、信じきることしかできないので、すぐに交換できなくてもいい。
時間が経つことで、価値が生まれることがある。
そこを価値に変換できたときに、ワクワクするのかもしれない。
終わりよければすべてよし。
「あれがあったから」(逆境体験)と言えるのは、今が幸せだという証拠。
紆余曲折あったとしても、幸せでしたと終わることが大事。
あれがあったからと言えれば、儲けもの。
種まきの過程、価値が行って戻ってくる間の表現をどうするか。
「LIVEの価値」についてもう一度考えてみると、LIVEの中で出逢う自分の中にある数多の種。
どの種が芽がでるかは分からないけど、「あなたの中には種があるんだね」という顕在化した状態を増やしていく。
LIVEの中で、種がいっぱいあるなという風景に出逢うことができれば、時間の経過を通じて芽がでる可能性はある。
それがある日、芽から花を咲かせ、自分のところに戻ってくるときに喜びを感じることができる。
感覚でいうとパピーウォーカーのような仕事。
盲導犬になるために、子犬の時にただただ愛情を注いで育てる仕事。
つづく。
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