すべては1人から始まる
トム・ニクソン 著
この本をベースに勉強会をしています。
第17回目
みたらしソース部
14 財務を問い直す
財務!と聞くだけで、ぞわっとします。
ソース原理のお金の新原則がある。
①お金との関係性を問い直す
②エネルギーの流れを意識する
③お金の意味を理解
④お金と友情を結びつける
⑤効率性より柔軟性
ここからさらに一歩踏み込みます。
負債と損失を愛する
債権と債務も、利益と損失も、どちらも表裏一体。
どちらかが存在しないと片方も存在できない。
自分の内面と向き合い、育ってきた環境や文化によって刷込まれてきた、負債や損失に対するネガティブなイメージを乗り越え、資金や利益に対するポジティブなイメージから距離をとる必要がある。
ネガティブなイメージでも、ポジティブなイメージでもないはず。
ただ愛することが大事。
お金を追求するのではなく、ビジョンの実現を追求するようになれば、自分の最も深い部分にある価値観を明確にして、それをガイドにしてお金をクリエイティブに活用できるようになる。
「どうすれば単なる取引ではなく創造的な関係を築けるか」を考えていくことで、お金をより創造的に扱えるようになる。
状況変化に合わせて予算を運用する
・予算を期間で決めるのではなく、イニシアチブの環境にあわす。
・未来予測で、予算を固定化しない。「未来は予測できなもの」を前提とする。
・状況変化によっていイニシアチブは変動することをあらかじめ想定しておく。
・ビジョン実現について、ソースやサブソースの感覚も指標に取り入れる。
最後の「指標」は、ほとんどの場合、数字で表現できるものが前提で、数字より上か下かで判断されるはず。
その指標に、ソースやサブソースの感覚を加える。
「数字は上向きだが、なんだか違和感を感じる」
「具体的な数字での成果は生まれていないが、身体的感覚はいい」
など。
結局は自分の内面に耳を傾けることができるか、そして、そのソースやサブソースの内なる声を聴くことができる組織文化なのか。
健全な報酬を設定
お金そのものが真の動機となって突き動かされてる人はいない。
人は、お金の奥に見ている力や、お金に関して自分が信じているストーリーによって突き動かされる。
だからこそ、自分の内面を見つめ、自分が信じているストーリーと向き合うことは、お金をもっと活かせるようになるための最も効果的な方法のひとつだ。
お金に関して自分が信じているストーリーとは、なんだろうか。
ここは、時間をかけて考えてみたい。
今、思い浮かぶのは、お金を語る人達がつくり出す「空気」が嫌なのかもしれいない。
ここはなかなか言語化できない部分だ。
投資と資金提供者
資金があろうがなかろうと、次に進む選択肢は常にあるこを忘れない。
何かを創造したいというビジョンは、真の意味で行き詰まることはない。
これは、忘れてはいけないことだ。
心からエネルギーが湧いてくるようなビジョンと十分なつながりを保ち、常に次のステップを感じ取ろうとすれば、ソースは資金も含めて自分を助けてくれるリソースを引き寄せるようになるだろう。
つまり、自分を助けてくれるリソースを引き寄せることができていないということは、ビジョンと十分つながることができていないのかもしれない。
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