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違和感に素直になる

2023年5月21日
読了時間: 2分

山の上のパン屋に人が集まるわけ

わざわざ代表取締役

平田 はる香 著

読了



いつもながらぼく目線の感想になる。


ど真ん中名刺とは、ど真ん中を生きるひとつの覚悟を表現する名刺だ。

では、ど真ん中を生きるとはどういうことか。

 

must 自分がなすべきこと。与えられた役割。

needs mustに向き合うことで気づいた世の中のニーズや課題

wants mustに向き合うことで気づいた自分の喜び、内面の変化


ど真ん中を生きるとは、mustを軸として気づいたneedsとwantsがあり、この3つを融合させていこうとする生き方だ。

 

ただし、ど真ん中エディットワークの中ではお話するのだが、融合させることが唯一ということでもなく、ポイントは「実践」になる。

 

must×needs×wantsという生き方に向き合いつつ、日々の実践を繰り返し、そこから生まれる新しい変化に順応していく。

ただ、それだけだど、徐々に視野が狭くなってくるので、meの視点からweの視点に視座を高める。

 

そういったワークを通じて、自分の物語を発見していく。



さて、本書の前半では、まさにmustとneedsとwantsの間にあるズレ、重なり合わないモヤモヤ、違和感に立ち向かう姿が描かれている。

たぶん多くの方は、自分に素直であればあるほど、この違和感と対峙しようとしたとき、どうしようもない社会の矛盾や正義、自己との対話と向き合っていくことになり、そのつらさ故、違和感を感じないようにしてしまうのではないか。


しかし、著者は、その違和感に常に対峙しながら生きていく。

その生きづらさを紹介されている。


その中で始めたのが、「わざわざ」というお店だ。

「わざわざ」が、少しずつ成長し、規模が大きくなり法人となっていく。


その過程で、ど真ん中だったはずの生き方をもう一度分解しなおして、再形成しなければならない時期が訪れる。

つまり、個人だったものが、個人と法人に分かれ、この2つと仲良くしていく世界を模索しなければならなくなったのだ。

 

そのときに大きな問いに出逢う。


もの かね ひと 間にあるのは何ですか

世の中はすでに物が溢れているのに、なぜ物を売る必要があるのだろうか。

人間がお金に使われている感覚に襲われる瞬間はどんなとき。

ものと、かねと、ひと、の間に、一体何があるのだろう。



ここで、生物学者の福岡伸一さんの「動的平衡」の話が紹介されている。


流れ自体が生きているということなのである

お金とは何かを問い続けることで、気づいたことは何か。


常に自分の中の違和感を大切にする。

大切にするということは、考えることをやめない、諦めないこと。


その姿勢を生きることで、会社がどんなふうに変容してきたのか。

すごく個性が伝わる本でした。


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