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執筆者の写真yamashina shigeru

遠慮のいらない時



今週心に響いた論語。


仁に当たりては、師にも譲らず。


仁(思いやり)はとても大切なこと。

仁は、目には見えないものを見る力。

「となりの子は、今日元気がないなあ。」

「風邪を引いているのかな。」

「教室の窓を閉めてあげたほうがいいかな。」


そして、全体を理解し、予見する力でもある。

「これから、こんなことが起きるだろう。」

「であれば、みんなのとこを考えれば、今準備すべきはこれだ。」

「もしかしその行動は誤解されるかもしれないけど、きっと将来わかってくれるはずだ。」

 

仁は、相手の気持ちを察する力。


仁を実践する時は、師匠に対しても遠慮する必要はない。

 

師はもちろんのこと、師でなくても遠慮の気持ちが湧くもの。

そうではなく、仁の実践は、遠慮はいらない。


自分はちゃんと実践できているだろうか。

周りの目を気にしているのではないか。

 

それ以前に、相手の気持ちを察する、全体の流れを把握すること。

そういったところに、目を向けているだろうか。



いい論語に出会いました。

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