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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

音から生まれた言葉

霜始降

しもはじめてふる


気温が急激に下がり始め、霜が降り始めるころ。 まさに最近一気に寒くなりました。

ワークマンで新しい上着も購入しました!

最近もっぱらワークマンです。

同時に、多くの作物の収穫時期であり、「干す」という作業もたくさんある時期です。 干し柿、干し芋、落花生、豆類、、。 霜が降り始める季節と、収穫した作物を干すという工程が多い季節は関係しているのだろうか。

我が家でも、干し芋が始まりました。

気温、湿度、冬への備え。

人と自然の関係に、不思議な縁があることを感じる。


【霜】 0℃以下に冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が昇華(固体化)し、氷の結晶として堆積したもの。

雨+木+目 天から降る水滴と、大地を覆う木、そして人の目。 実はこの字のカタチの意味よりも、「そう」という読みの音から「喪」という意味があり、万物を枯らし見失わせるという意味からきているようだ。


日本は漢字伝来以前は音で物事を分類していたと聞いた。

例えば、「松」と「待つ」

門松は、神様を待つ、の意味だったり。

 

同じ読みの言葉の意味は、実はつながりを持っている可能性がある。


音から生まれた文字 自然のカタチから生まれた文字 音とカタチを組み合わせた文字


音もまた、自然の中から生まれた文字だと言えるのだろうか。

#72プロジェクト 72プロジェクトとは、日本の七十二候に向き合い、生活の中の変化に出逢うプロジェクトです。 そのことで、 ど真ん中を生きる中で、命の縦軸を慮る。 (生まれ育たった風土と自分の関係性)


ど真ん中を生きる中で、未来への絆を深める。 (生活の中の気づきを子どもたちへ伝承)


ど真ん中を生きる中で、今に思いを馳せる。 (営みの中の小さな変化への気づきを察する)


そういったプロジェクトです。

七十二候のパステルアート ここあーと みやばやし ともこ

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