すごい論語
安田登著
かなりエキサイティングな内容でした。
學而時習之 学んで 時に 之を習う
この章句にも利用されいている「而」という漢字について。
高校では、まあ無視していいよぐらいな感じで教えられ、意味として、時の経過や因果関係を表す程度でしょうか。
でも語源を探ると、神に憑依された雨ごいの巫女の逆立った髪とか、呪術師のヒゲとか、あやしさ満点の意味らしいのです。
話は変わり、、、。 先日、次女とバスケのドリブルの練習を一緒にやってて、ポケットっていう技を次女から教えてもらってた。 なかなか難しくて、何度も何度も練習するんだけど、できない。
それで一度、その練習から離れて、まったく違う練習をする。 それから少し時間をおいて、もう一度できなかったテクニックはやってみると、できる!
そんなような近い経験ってないっすか?
考えても考えてもわからない問題があったのに、一旦熟成?させといて、2日後ぐらいにパッと答えが分かるみたいな。
表面では何も変化は起きてないけど、内側で何かが動いている。
この魔術的な時間が「而」なんだそう。
なるほど、確かに魔術的な時間があることは経験上理解できる。 でもそれを漢字だったり「魔術的時間」といった表現として言葉にした瞬間、一気に自分の中で認知できるものとして手に入れることができる。
魔術的時間があると認知することで、すごくやさしくなれる気がする。
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