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  • 執筆者の写真yamashina shigeru

2つの力のバランス

すべては1人から始まる

トム・ニクソン 著


この本をベースに勉強会をしています。

第6回目 みたらしソース部(仮)

前回からのつづき


4  誰がソースなのか



ひとりひとりが自分の人生のソースなんだ。


何度も説明するが、

ソースとは、リスクを背負ってはじめの一歩を踏み出した人のこと

イニシアチブとは、ソースが描くビジョンがカタチになるまでの道筋

クリエイティブフィールドとは、イニシアチブを実行するために生まれた力の場。




人間には物語をクリエイトする力と、物語に貢献する力の2つの力が備わっている。

これは本書の一番最初に書かれてある言葉だ。



自分が何かクリエイトしながらソースとしての物語を持っていると当時に、誰かのソースを応援する力をもっている。

この2つの力がお互いに絡み合いながら生きている。


ぼくらが生きているこの世界、および、数百万年におよぶ人類の歴史は、人間が生み出した数多の概念を取っ払うと、2つの力が絡み合うすごく単純な世界のはず。


そこに契約だったり、枠だったり、人間が後付けでつくったものに組み込まれているのが現状。


本当は、ひとりひとりがソースとして物語を生きながら、誰かの物語に貢献しているだけなのではないか。



(佐藤)

自分に選択権があることがわかっていれば、大分生き方、考え方が変わるのではないか。

「なんで会社にいかないといけないのか」

「なんで学校にいかないといけないのか」

本当は自分で決めれでいいだけ。


「ねばならない」はない。


いまあるルールの世界に参加したのは自分で、そこから自由に抜けることもできる。



(下伏)

自分がソースとしての自覚をもち、自分のクリエイティブフィールドがはっきりすればするほど、違うクリエイティブフィールドに入った時に、自分自身のソースの活動と、他のソースの活動の違いがはっきりと見えてくるはず。


そうすると、他者のクリエイティブフィールの中で、ちゃんとサブソースとして貢献する役割を担えるのではないか。

そこがないと「ねばならない」が強くなる気がする。



まとめると。


①自分がソースを生きているかどうか。ソースを生きる


②①に匹敵するぐらい大事なのは、物語を創造する力と貢献する力のバランス

どちらかに偏るのもよくない。


③貢献する力を存分に発揮するには「誰がソースなのか」を明確にする必要がある。

ここを理解しないまま、誰かにとってのサブソースの役目を担っても、win-winになれない。





人間は大きく進化した脳があることで、出産が大変な苦痛と困難なものになり、かつ、数年間は大人の保護が必要な状態で赤ちゃんが生まれてくる。

この個性のおかげで、2つの力が大事になってきたのだろう。

それは、これからも変わらないはずだ。

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