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執筆者の写真yamashina shigeru

肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号

更新日:2020年6月11日

万人幸福の栞より


病気は実は、困ったもの、人生の苦しみなどではなくて、有難い自然の注意、天の与えた赤信号であるから、喜んでうけて、間違いを直すべきである。

健全な精神は、健全な身体に宿る。

健全な身体は、健全な精神に宿る。


どっちなんだ。

またはどちらとも正解なのか?

実は、大学時代に、この問いを真剣に悩んだことがある。

アイスホッケー部の副将として、後輩に伝えたいことがあり、この言葉を引用したかったのだ。


そのとき何を伝えたかったかというと、

健全な精神は、健全な身体に宿る」と言われているが、本当はその逆であって、「健全な身体は、健全な精神に宿る。」のではないだろうか。

もしそうであれば、まず精神を鍛えよう。

そういった内容だった。


今回の内容は、身体が病気になる奥の原因は心にあり、心とは、その生活環境(家庭や事業)にあると書かれてある。


たとえば、これが病気ではなく、交通事故のようなものであったらどうだろうか。

または今回のコロナ騒動のような人類がどうしようもない自然界からの脅威や、地震のようは自然災害ではどうだろうか。

そこにも、心の原因があるのだろうか。



いろいろ考えてみて、到達した地点を紹介する。


これは病気だけの問題でない。

あらゆるトラブル、あらゆる困難や逆境に出逢ったときに、何を考え、どう行動すべきか、その最適解を伝えてくれているのではないか。


つまり、人が何かマイナスとなる問題と向き合うチャンスが訪れたとする。

どうするか。


実は昨日ちょうどあった。

30万円程度の仕事で、新店舗オープンチラシを新聞折込に入れるという内容だ。

そのお店を起業された時からのパートナーともいえる大切な志をもったお客様だ。

今回のコロナの問題もある中で、前向きに新店舗をオープンさせるというすごく意味のあるチャレンジであり、それを援護射撃するための重要なチラシだ。


オープンチラシということは新聞折込日は決定済み。逆算していつまでに印刷を仕上げなければならないかも決定済みだ。


そんな中、ギリギリの納期で印刷が完成した。これ以上遅らすことは絶対無理な時間帯だ。

ギリギリ印刷が間に合ったことになる。


と同時に、一通のメールが届いたのだ。

「チラシに掲載した金額が間違っていた」と。。。



まず、心を落ち着かせて冷静になる時間が必要だった。

①ちょっとだけ車を走らせ、冷静になる。


次に、冷静になった時点で、修正する時間があるのかないのか

②あらゆる方法のシミュレーションを行う。


お金、労力、プライドを度外視して間に合わす方法があるか、ないか。

間に合わない場合、それをリカバーできるアイデアは何パターンあるか。


と、同時に、

③なぜこの問題が起きたのかを振り返る。


そのとき、自分の外に責任があるのではないかという思考に陥る可能性がある。ここは冷静に保ちつつ、常にこちら側に責任があるという立場を維持したまま客観的に考える。


④②③を踏まえ、お客様に連絡。指示を待つ。


問題の解決だけであればここまでで十分である。


しかし、ここからが重要なのではないか。


根本問題はどこにあったのか、、。

その原因について、自分の心と向き合うことだ。


自分の心のゆるみはなかったか。

自分の心の弱さはなかったか。

自分の心の甘さはなかったか。


考えると確かに心当たりがある。


見た目の問題であれば、対処方法は明確であり、できること、できないことも分かりやすい。そこからお互いの信頼関係のもと、納得できる解決方法を論理的に導くしかない。


しかし、自分の心はどうか。

見えない世界であるがゆえに、嘘もつける、反省する必要もない。


でも本当はどうであったのか。

ここを向き合うために素直になれるかどうか。


ここなんじゃないか。


つまりだ。


病気、事故、失敗、逆境といった現象が起きた時に必要なのは

冷静になること。

100%自責の立場の視点を崩さないこと。

素直になること。

④その状態で、見える世界の中の対応策を最短で決断する。

⑤自分自身の心の動きはどうであったか、内面を見つめ、どんな心が問題を起こしたのか理解する。


この⑤ができることで、ほんの少しではあるが、人間としての成長に繋がっていくのではないか。それが喜びに変わる。


つまり、健全な身体が先か、健全が心が先かということが問題ではなく、

素直な心で、外側と内側の2つの視点を同時に見つめる


これこそ重要なことなような気がした。


 

慮る、思いやりの心と、常に身体を整えておく大切さ

比較の世界からの脱却と本物の覚悟とは

失敗を許容する社会とレジリエンス力の必要性


志を抱くこと、実現するために歴史や古典を学ぶ大切さ

お互いが日に新たであることが、幸福と平和と繁栄をもたらす

名優から主役へかけ上がるために大切な「友」や「師」

素直な心で、外側と内側の2つの視点を同時に見つめる

正しさの追求と循環力が未来を生み出す

愛と命と仕事の関係、仕事の尊さを悟る

どちらが物を愛する人によって産み出されたものなのか


あなたにとって成功とは何か、あなの仕事は何か

今ここから始める実践を

人間はあらゆる生きものたちと、共に生きる力

五感の引き出しを増やすことが、信念の力を高める


あなたにとって働くとは、仕事とは、その定義からはじめる

本当の主役とは一体どういうことであるのか。


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