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運命は自らまねき、境遇は自ら造る

更新日:2020年6月11日

万人幸福の栞より


やれば出来る

この一言に集約されている。

これは、あまたのビジネス書で語られている言葉だ。


ただ、この言葉で悩み苦しんでいる人も多いような気がする。

それは3パターンあるのではないか。


やれば出来る、という言葉どおりの表面的な意味を理解しているからこそ、逆に悩む。

そんな場合だ。


「やれば出来るということはわかっている。」

問題はそこじゃない。

やれないんだ。

特に中高生といった思春期に多いのではないか。


それはお金の問題かもしれない、家庭環境かもしれない、障がいがあるからかもしれない、同調圧力かもしれない、、、。

「やれば出来る」の意味を理解しているが故に苦しみが深い。


やればできるはずなのに、出来ないという自分の境遇を嘆く。

その目の前の壁をいかに壊すか。

また、「やらない」という選択もあるということも大事だ。


もうひとつは、「やれば出来るぞ」と常に応援されている場合だ。

これも中高生のアスリートに多いかもしれない。


「そうやって応援してくれることは感謝している。」

「しかし。しかしだ…。」

その言葉の重みに苦しむパターンだ。


「現実的に日本一になるのは正直きびしい。それはもうわかっている。」

「身体能力でレギュラーでいるが、この競技があまり好きじゃなくなってきてる…、でもそれは誰にも言えない。」

そんな悩みだ。

やれば、確かにできる自信はある、しかし、そもそも自分を生きているかどうか…。


本当は、目標達成も大切だが、目標達成を目指す道の中に大切な学びがあるのだが。

いつのまにか目標はひとつであるべきという思考になることだ。

そのことの悩み。


最後は、夢や目標があることが前提であるということだろう。


「やれば出来る」

ということは、すでに何をやり遂げたいか決めてる人への言葉だ。

夢や目標があることが前提の言葉だ。


夢がない。

そんな人にとって、この言葉ほど、辛い言葉はないはずだ。


とはいえ、

「やれば出来る」

この言葉の意味するところは、全く否定しない。むしろ大賛成だ。

この言葉は真実であり、人生を歩んでいくために大切なマインドセットだ。

 

ただ、上記のような3パターンに陥らず、この言葉を効果的に自分のものにするために、未来を担う子どもたちのために社会全体でどんな世の中を大人たちが創造していくべきか、残していくべきか、そこを丁寧に議論していく必要があると思う。


つまり、「やれば出来る」という言葉をエンパワーメントするためには、誰でも、いつからでもチャレンジできる素地があり、成功者だけが脚光を浴びるのではなく、チャレンジこそ価値があり、失敗を許容する社会。そして、レジリデンス力を高める教育

それを伝えてくれているのだろう。



慮る、思いやりの心と、常に身体を整えておく大切さ

比較の世界からの脱却と本物の覚悟とは

失敗を許容する社会とレジリエンス力の必要性


志を抱くこと、実現するために歴史や古典を学ぶ大切さ

お互いが日に新たであることが、幸福と平和と繁栄をもたらす


名優から主役へかけ上がるために大切な「友」や「師」


素直な心で、外側と内側の2つの視点を同時に見つめる

正しさの追求と循環力が未来を生み出す


愛と命と仕事の関係、仕事の尊さを悟る


どちらが物を愛する人によって産み出されたものなのか


あなたにとって成功とは何か、あなの仕事は何か


今ここから始める実践を


人間はあらゆる生きものたちと、共に生きる力

五感の引き出しを増やすことが、信念の力を高める


あなたにとって働くとは、仕事とは、その定義からはじめる

本当の主役とは一体どういうことであるのか。


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