物はこれを生かす人に集まる
万人幸福の栞より 物はこれを愛する人によって産み出され、これを大切にする人のために働き、これを生かす人に集まってくる。すべて生きているからである。 「物は生きている」 この言葉から始まる章だ。 生命とは何か? これを問いかけてきているのだろう。...
働きは最上の喜び
万人幸福の栞より 自分の只今ついている仕事の尊さを悟って、けんめいに働く時、自然に与えられる楽しみ、これは何物にも替えることの出来ぬ人生の喜びである、最高至上の歓喜である。 今回は、「仕事の尊さ」について考えてみようと思う。 尊いとは? たいへん価値がある。貴重である。...
約束を違えれば、己の幸を捨て他人の福を奪う
万人幸福の栞より とりわけで、きびしい破約に対する天の刑罰は、親子夫婦等の血縁の間の「きめごと」である。これは、まだ世に明かにされてない、ひめごとの幕に包まれている。 確かに、小さい決め事から大きな決め事まで家族の中ではいっぱいある。 決め事は、3種類ある。...
明朗は健康の父、愛和は幸福の母
万人幸福の栞より 真に正しい事とは、まず己が救われ、それと一緒に人が救われることでなくてはならぬ。 明朗こそ、まず己が救われる燈火であり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。 いっぱいにたたえた姿、欠けた所がない、うらみも、そねみも、争いもない、みち足りた喜び、これが...
肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号
万人幸福の栞より 病気は実は、困ったもの、人生の苦しみなどではなくて、有難い自然の注意、天の与えた赤信号であるから、喜んでうけて、間違いを直すべきである。 健全な精神は、健全な身体に宿る。 健全な身体は、健全な精神に宿る。 どっちなんだ。 またはどちらとも正解なのか?...
子は親の心を実演する名優である
万人幸福の栞より 親たちはうわべを飾り、人前をつくって上品に暮らしていても、子どもたちは、堂々と、つつみかくしなく、親の心を実演する。 家は、その小さな名優の舞台である。 まさしくそうなのであろう。 今回の内容を、視点を親ではなく子の視点として、子の成長について考えてみると...
夫婦は一対の反射鏡
万人幸福の栞より 生成発展は、相反する二つの力がとけあって一つになったとき生れる。 これだろう。 LGBTの生き方もある。 独り身の生き方も尊重されるべきだ。 その多様性の中で、結婚というカタチやパートナーと共に築くものは何か。...
学道論
前職では、印刷会社を選定し利用する立場だった。 そこから印刷会社の中に入ったときに一番驚いたのは、中で働いているスタッフの感覚と、印刷会社を使う立場だったぼくとの感覚のギャップだ。 それは仕方がないことかもしればい。 視座が分かることで、はじめて気づくことが多くある。...
人は鏡、万象はわが師
万人幸福の栞より 昔の人は天を父、地を母とよんだ。 父母はその子の求めには、何物をも惜しまず与える。 与えられぬのは、ま心からこれを求めないからである。 真心とは、「他人のために尽くそうという純粋な気持ち。偽りや飾りのない心。誠意。」となる。...
運命は自らまねき、境遇は自ら造る
万人幸福の栞より やれば出来る この一言に集約されている。 これは、あまたのビジネス書で語られている言葉だ。 ただ、この言葉で悩み苦しんでいる人も多いような気がする。 それは3パターンあるのではないか。 やれば出来る、という言葉どおりの表面的な意味を理解しているからこそ、逆...
苦難は幸福の門
万人幸福の栞より 生命に生きぬくその門は、狭い、入りにくい、又苦しい、痛い、みにくい。それがひどければひどいだけ、しっかりと足をふみしめて、門のとびらを強くおし開こう。 苦難は幸福に入る狭い門である。 ここでひとつの疑問が生まれた。...
今日は最良の一日、今は無二の好機
万人幸福の栞より 気づくと同時に行う。 職場に落ちているゴミをすぐ拾う。 この域には程遠い。 「気づくと」と「同時に」の二つの言葉について考えてみる。 「気づくと」という言葉を考えるとき、予測できることではないということ。...
覚悟の深さ
年寒くして松柏の凋むに後るるを知る 寒い季節になって、ようやく冬の季節でも青々としている葉がある木に気づくという意味であり、人間も同様に、平時は特に違いは分からないが、難局にあって初めてその人の真価が問われるという意味だ。...
新しい文明をつくる
フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略 Q ハードな仕事と長い人生の“重心”はどこにあるのか? 予防医学研究者 石川善樹氏 読了 久しぶりに著者に嫉妬させられる本でした。 最初の問いは 時間戦略の背景となる信念は何か? から始まる。 ...
何度も試される
「わたし」から「われわれ」へ この行動変容ができるかどうか。 いま、ぼく自身が問われているテーマだ。 これまでの人生を振り返っても、 「わたし」から「われわれ」への行動変容を常に問われていた気がする。 大学時代でも ヤマシナ印刷でも 家族にとっても...
絞り出せ
本日のど真ん中名刺の打合せ テーマはこれです。 自分の決断と直感と現実と違和感 人は、覚悟を決めるときって、もっともらしい理由はあるのですが、本当のところ、最後の最後の決断の理由は直感なんじゃないかと思っている。 特に人生を左右するような大きな決断であればあるほどそうなんじ...
ありがとうが生まれる瞬間
ど真ん中名刺ワークショップで質問する内容を自分も答えてみた。 あなたにとって働くとは? 「働くとは生きること」と思っています。 人は生まれ、人と人が関係を作っていく。 最初はお母さんでしょうか。 人と人のあいだに「間」が誕生する。 間が生まれることで、人間となる。...
師と支え
いま、ど真ん中名刺ワークショップのオンライン版の教材を製作している。 その製作過程の中で、参加者への質問に自分も答えてみた。 1、あなたにとって師は? ぼくにとっての師は、会社の社長でもある父です。 父は、正規の仕事時間以外にプライベートも含め、どれほど働いているのかを知っ...