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尚友

友を尚(たっと)ぶという言葉 尚(たっと)ぶとは 「請い願う」「希望する」「頼む」 また尊敬やリスペクトする などという意味を含む言葉だそうだ。 ここでいう 友の意味するところは 同じ志を持って先を行く者であり 人生においての師、先達者、同朋である。...

学校生活のことを思い出すと、朝の挨拶、授業開始の礼、終わるときの礼、…常に「礼」がある。 そして、「礼」について常に先生方は生徒に注意していた記憶がある。 学校で先生が怒る一番の理由は「礼」ができていないことなのではないか。 でも、なぜ「礼」が大切であるのか。...

個人が通貨を発行する時代

「どんな職能をお持ちなのですか?」 「何をしていきたいとお考えですか?」 「それでしたら、ちょうどそんな人材を探してたところなのです」 「いや、むしろあなたがやりたいと思っている活動のお力になれるかもしれません」 「よければ一緒に活動しませんか?」...

真面目

子どものころ、「真面目だね」とよく言われた。 その言葉は、決して誉め言葉ではなく、ちょっと嫌味を含んだ感じ。 振り返ると、子供の頃は真面目であるということは、恥ずかしいことだ。 そんな感情があったことも確かだ。 それでも、自分は真面目に授業を受け、先生の言うことに従った。...

学問・修養の目標

学問を修養するということは、 一体いかなる意味を持つのか 子どもの頃、なぜ勉強をするのか全く分からなかった。 ただ、〝やらなければいけないもの〟というような 目先の捉え方をせずに済んだことは、 幸せなことだと、今になって思う。 私にとっての勉強は 「知らないことを知りたい」...

自分の仕事

自分が直面している仕事や役割に徹する。 これは、いたって当たり前のようでありながら、今の時代、情報が氾濫し、多様な生き方、働き方、選択肢があることで、かえって難しくさせている。 それでも、周りを見渡すと、一歩一歩前に進んでいる人物というのは、自分の仕事に慎んで向き合っている...

人生の2つの視点

人生二度なし 人は必ず死ぬ 人はいつ死ぬか分からない これは誰もが逃れられない真理だ。 だからこそ 重要なのは、瞬間瞬間の歩みであり、 今をどう生きるかになる。 ただひとつ。 教育者という視点で考えた場合、 自分の歩んできた人生の反省を踏まえ、時間軸の中で、この時期までには...

志学

「志学」 もちろん論語の一説として聞いたことがある。 が、正直なところ「志学」の部分について 深く考えたことはなかった。 15歳で自分の生きる道を定め、 将来の見通しをたてていたことに 純粋に驚きがある。 自分の信条として 天に生かされているこの命を意識していくこと...

人生の始終

私はカウンセリングを生業としているので、心理学を学んでいる。 心理学者のカール・グスタフ・ユングが、 40歳を「人生の正午」と名付けている。 人の人生を「一日」としてとらえた時、 40歳を青年から中年にさしかかる 転換期であり、「人生の危機」としている。...

妙味津々

実際人間の偉さというものは、ある意味では働くことを多くして、しかもその受けるところが少ない所から生まれてくるとも言えましょう。ですから諸君らも、まず人の一倍半の働きをして、報酬は二割減をもって満足するという辺に、心の腰をすえてかかるんですね...

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