yamashina shigeru2021年7月13日2 分蓮と蜂蓮始華 はすはじめてひらく 大阪での走るコースは、基本淀川沿いだ。 たまに毛馬橋のところから南に折れて分流している河川敷沿いを走ることがある。 この河川敷をまっすぐ走ると大阪城の傍にたどり着く。 その手間に、すごくきれいな蓮の池があるのだ。 蓮の花が咲くころ。...
yamashina shigeru2021年7月13日2 分温故知新温風至 あつかぜいたる 温風とは、梅雨明けの頃に吹く南風のことで、「白南風 (しろはえ)」と呼ばれている。 梅雨の間に吹く南風は「黒南風 (くろはえ)」。 どちらも南風だけど、湿度が多い黒と、スカッとした白、風に色をつける。...
yamashina shigeru2021年7月13日2 分新しい塾半夏生 はんげしょうず 半夏と半夏生という2つの植物があるようです。 七十二候に向き合うと、今まで意識すらしたことのない植物の名前が数多くでてきます。 なんで学校で教えてくれなかったんだろう。 七十二候 万葉集(またはそれに近い歌) 論語...
yamashina shigeru2021年6月29日2 分見分ける力菖蒲華 あやめはなさく 菖蒲の花が美しく咲き始める頃。 非常に姿かたちが似ていて見分けがつきにくいのは、「アヤメ」「ハナショウブ」「カキツバタ」です。 みなさんは、見分けられるでしょうか? 論語塾でも一度話題にあがりました。...
yamashina shigeru2021年6月23日2 分言葉の見立て乃東枯 なつかれくさかるる 「乃東」とは、冬至に芽を出し夏至に枯れる「夏枯草 (かこそう)」の古名で、紫色の花を咲かせる「靫草 (うつぼくさ)」の漢方名である。 これまでに靫草を目にしたことはあるのかもしれないが、正直わからない。...
yamashina shigeru2021年6月10日2 分常識は変わる腐草為蛍 くされたるくさ ほたるとなる 草の中から蛍が舞い、飛び交う頃。 会社の横を流れる用水で蛍を見かけるのだが、ここ数年はみていないかもしれない。 気にしながら見るようにしよう。 そういえばカマキリもまだ発見できず。 蛍は「朽草(くちくさ)」という別名を持ちます。...
yamashina shigeru2021年6月6日2 分祈り螳螂生 かまきりしょうず カマキリが生まれてくるころ。 生まれたてのカマキリ、めちゃくちゃかわいいですよね。 子供のころはよく出会ってた気がしますが、最近はなかなか目にすることができなくなりました。 秋ごろには立派な大きなカマキリになります。 【mantis】...
yamashina shigeru2021年5月31日3 分麦に思う麦秋至 むぎのときいたる 麦が小麦色に熟す頃。 この時期に会社の周辺をランすると、黄金色に育った麦を見ながら走ることができる。 実は数年前まで、この黄金色の植物が麦だということにすら意識することがなく、意識どころか、雑草生えてんなーぐらいしか考えてなかったんじゃないかな。...
yamashina shigeru2021年5月26日2 分紅色紅花栄 べにばなさかう 紅花が盛んに咲く頃。 なのだが、、。 紅花が実際に咲くのは6月末ごろからのようで、なぜこの時期の七十二候が紅花栄なのかは不明。 実は違う花を指すのではないかという説もある。 謎です。 【紅】 日本の国旗の色は白に紅の丸となっている。...