志を語ること
修身を学ぶ会富山 第34講 国民教育の眼目 昭和12年から13年の授業内容である。 当時と今の時代背景や環境は全く違うと思うが、教育の問題は、当時から今に至るまで続いていることが分かった。 森先生は 現在何が一番欠けているかと言えば、それは制度でもなければ設備でもなく、実に...
ほんと、どうでもいい話。
第32講 目下の人に対する心得 今回は正直、どうでもいい話になりそうだ。 目下の人に対する心得を読み、不思議なシチュエーションを思い出した。 それは、子どもと、子どもの学校の担任の先生と、三者で話す時だ。 子どもたちの担任の先生は、若い先生のことが多い。...
個、組織、場
第28講 一人一研究 最近、ちょうどこのことを考えている。 自分が生涯探究したい研究は何なのか。 まだ出会えていないかもしれないし、すでにそれはここにあるかもしれない。 これまでの人生を振り返ってみると、これまで3つの研究をしてきたように思う。...
自分との対話
第15講 一時一事 スポーツでは、一時一事でプレーする大切さは、よく分かる。 しかし、スポーツや仕事などの一場面の中で一時一事で向き合うことが大切なのではなく、生活の中に浸透できるか。 これがテーマだろう。 食事の時間はどうだろうか。 車の運転中はどうだろうか。...
慮る
第14講 人生の深さ これまでの人生を振り返ると、苦しみをぐっと噛みしめた経験があまりないように思う。 子どものころ、プールの授業が嫌でどうしたらサボれるだろうかと考えていた事ぐらいだろうか。 幸いにも、すごく幸せなことなのだが、人生を深く生きる、自分の内面を見つめ、自分と...
明弁
第26講 仕事の処理 充実した生活とは、自分のなすべき仕事の意味をよく知り、あたかも流水の淀みなく流れるように、次々と処理をしていくこと。仕事の処理をもって、自分の修養の第一義だと深く自覚すること。雑務などない。 その上で、仕事の進め方について ①まず着手する。...
省みるとは
第11講 長所と短所 そもそも精神というものは、それが真に伸びるためには、必ずや何らかの意味において、一種の否定を通らなければなりません。 すなわち、この否定という浄化作用、すなわち自己反省というものを通らずに伸びたのは、精神としては真に伸びたのではなくて、かえって度のすぎ...