郷学と仁とリトリート
里仁為美、択不処仁、焉得知 仁に里るを美と為す。 えらびて仁に処らずんば、 いずくんぞ、知なるを得ん。 思いやりある心を持った人が多い里(チーム)は、すばらしい(美しい)。 そんな地域を選んで住もうと思わないのは、知者とは言えない。...
芸に遊ぶ
道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ まずは志を抱くこと。 はじまりは、志なのだ。 志とは、心で強く思ったことであり、そこに私利私欲なく、誰かに言われたからではなく、自分自身で思ったことだ。 ど真ん中エディットワークでも、とても大事にしているのが「志」の言語化だ。...
正しさとは
君子は義に喩り、 小人は利に喩る。 君子は、それが正しいか、正しくないかで物事を判断するが、 小人は、利益があるかないかですべてのことを判断する。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 現実社会の中では、常に、義と利の選択で悩む。...
正しい違和感
位無きを患えず、立つ所以を患う。 己を知る莫きを患えず、 知らるべきを為すを求むるなり。 地位を得られないことを心配するよりも、どうしたらその地位にふさわしくなれるのかを考えよ。 自分のことを知られないことを嘆くより、どうすれば認められるか考えて、努力せよ。...
存在が消える瞬間
人の己を知らざるを患えず。 人を知らざるを患う。 人が自分の実力を理解してくれなくても嘆くことはない。 他人の実力を自分が見極められないことを心配する。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 誰に理解してもらえることがうれしいか。 それは結局自分なのではないか。...
道をひらく
之を如何せん、 之を如何せんと曰わざる者は、 吾之を如何ともすること末きのみ。 どうしたらいいだろう、どうしたらいいだろうという悩みや苦しみを持たない人を、私はどうすることもできない。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 義務を使命とする。...
誰の物語なのか。
人にして遠き慮り無ければ、 必ず近き憂い有り。 もし遠い先まで見通す深い考えがなかったら、必ず足元から思いがけない災いが起こってしまうものだ。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 今の時代、近い未来を予測することも儘ならない。 けれども予見はできる。...