過去を学ぶ3つの理由
故きを温ねて新しきを知れば、 以て師となるべし。 昔の人の教えや過去のことについて学習し、そこから新しい考え方や取り組み方を見つけられれば、人を教える先生となれる。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 昔の教えとは何か? これは3つあるのではないか。 ①普遍的な法則...
はじまり
学びて時に之を習う、亦説ばしからずや。 朋有り、遠方より来たる、亦楽しからずや。 人知らずしていきどおらず、亦君子ならずや。 学んだことはいつでも時間さえあれば復習する。 理解できた時には、なんと嬉しいことではないか。 同じ志を持つ友人が遠方からやってきて語り合える。...
苦手にチャレンジしてみる
こんにちは! メンタルトレーナーの尼田です。 聴く技術向上の為に ヴォイストレーニングの一環で歌のレッスンを受けているのですが、先月同じ先生の元で歌を習っている生徒さん達を集めての歌の発表会がありました。 参加者のうち数人は...
真実の生活
“人間として最も大切なことは、単に梯子段を一段でも上に登ると いうことにあるのではなく、そのどこか一箇所に踏み留まって、己が 力の限りハンマーを振るって、現実の人生そのものの中に埋もれて いる無量の鉱石を、発掘することでなくてはならぬのであります。”...
ノリノリ
之を知る者は、之を好む者に如かず。 之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。 あることを知っているだけの人は、それを好きになった人には及ばない。 それを好きになった人も、それを楽しむ人には及ばない。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 知って、好きになって、楽しむ。...
宿題
我は生まれながらにして 之を知るものにあらず。 古を好み、敏にして 之を求めたるものなり。 私は生まれた時から、どのように生きたらよいかという人の道を知っていたわけではない。 ただ古の聖賢の学問を好み、速やかにそれを求めたに過ぎない。 (「実践・論語塾」安岡定子著)...
変化と成長
君子は器ならず。 君子は一つの用途しかない器ではいけない。 器を使いこなせる人にならなければならない。 (「実践・論語塾」安岡定子著) とても短い章句ではあるが、ど真ん中を生きるという考え方を表現しているといっても過言ではない。 まずは自分の仕事に邁進する。...
使命の道
「われわれ人間の価値は、その人がこの二度とない人生の意義をいか ほどまで自覚するか、その自覚の深さに比例すると言っても良いで しょう」 何のために 誰のために 真の志を立てることで 進むべき道が見えてくる 二度とない人生においての 自身の命の使い方を自覚できる。 そして...
人か道か
人能く道を弘む。 道、人を弘むるにあらず。 人こそ、理想の道を広めることができるのだ。 道が人を広めるのではない。 (「実践・論語塾」安岡定子著) この章句に出逢ったときの感動は忘れられない。 そうか!結局は人なのだ。 けれども、世の中を見渡せば、道を示して人を呼び込みビジ...
任務
士は以って弘毅ならざるべからず。 任重くして道遠し。 仁以て己が任と為す。 また重からずや。 死してのち已む、また遠からずや。 高い理想を求める士は、心が広く、意志が強くなければならない。 その任務が重く、道は遥かに遠いからである。...
世の中を正しく見る習慣
君子の天下に於けるや、 適も無く、莫も無し。 義にこれ与にしたがう。 君子が天下のことを行うときには、必ずこうしようと固執しない、 また絶対にこれはしないと頑なになることもない。 常に正しい道に従うのみである。 (「実践・論語塾」安岡定子著)...
二つの間にあるものは?
君子は上達し 小人は下達す 君子はより高いものを求めて向上し、 小人は反対に程度の低いものを求めて堕落してしまう。 (「実践・論語塾」安岡定子著) はじめてこの章句と出逢ったとき、すごい衝撃を感じた。 上達と下達、この二種類。 現状維持はないということだ。...
一人か、仲間か
君子は文を以って友を会し、 友を以って仁を輔く。 君子とは学ぶために仲間を集め、その友人のおかげで、仁の徳を磨くことができるのだ。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 志を抱いたのであれば、学び続けなければならない。 では、学ぶのはひとりで効率的に学ぶことがいいのか、それとも仲...
オンラインサロン?
与に言うべくして、之と言わざれば、人を失う。 与に言うべからずして、之と言えば、言を失う。 知者は人を失わず、また言を失わず。 語り合う価値のある人に、遠慮して話しかけないのは、大切な交友の場を失うことになる。反対に語り合う価値のない人と会話をすれば、失言することになる。...
奪われることは決してない
三軍も帥を奪うべきなり。 匹夫も志を奪うべからざるなり。 大軍であったとしても、その総大将を奪おうと思えば奪える。 それは人が守っているからである。 たとえ一人の男でも、その志は奪うことはできない。 男の心の中にあるからだ。 (「実践・論語塾」安岡定子著) まず志を抱く。...