はじまり。
自分が提供できる価値は何か? 「全力で相手を信頼できること。」 家族を大切にすることは自分にとって重要。 でも、一緒にいることが大切なのではなく、 まずは自分が幸せであること。 それが家族へのやさしさに変わる。 また、 血が繋がっているということだけではなく、...
ど真ん中のタマゴ
昨日は、ど真ん中名刺ワークショップでした。 最初の質問。 あなたにとって働くとは? 自己承認と自己成長である。 あなたの仕事は何ですか? 相手に喜びを与えること。 ただし、 自分がまず満たされていること。 自分が満たされて、相手に喜びを与える。...
正しさとは
君子は義に喩り、 小人は利に喩る。 君子は、それが正しいか、正しくないかで物事を判断するが、 小人は、利益があるかないかですべてのことを判断する。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 現実社会の中では、常に、義と利の選択で悩む。...
正しい違和感
位無きを患えず、立つ所以を患う。 己を知る莫きを患えず、 知らるべきを為すを求むるなり。 地位を得られないことを心配するよりも、どうしたらその地位にふさわしくなれるのかを考えよ。 自分のことを知られないことを嘆くより、どうすれば認められるか考えて、努力せよ。...
存在が消える瞬間
人の己を知らざるを患えず。 人を知らざるを患う。 人が自分の実力を理解してくれなくても嘆くことはない。 他人の実力を自分が見極められないことを心配する。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 誰に理解してもらえることがうれしいか。 それは結局自分なのではないか。...
道をひらく
之を如何せん、 之を如何せんと曰わざる者は、 吾之を如何ともすること末きのみ。 どうしたらいいだろう、どうしたらいいだろうという悩みや苦しみを持たない人を、私はどうすることもできない。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 義務を使命とする。...
誰の物語なのか。
人にして遠き慮り無ければ、 必ず近き憂い有り。 もし遠い先まで見通す深い考えがなかったら、必ず足元から思いがけない災いが起こってしまうものだ。 (「実践・論語塾」安岡定子著) 今の時代、近い未来を予測することも儘ならない。 けれども予見はできる。...
AIと論語
女、君子の儒と為れ、 小人の儒と為ること無かれ。 君は人格の立派な君子の学者になりなさい。 小人の学者にはならないように。 (「実践・論語塾」安岡定子著) この章句はまさに、現代のAIや科学技術の進歩に対して、どうあるべきかを伝えている。...
自分の言葉
憤せずんば啓せず、悱せずんば発せず。 一隅を挙ぐるに、三隅を以つて反せずんば、 則ち復せざるなり。 教えを受けたいと思っている者は、疑問を解決したいという情熱が溢れ出るくらいにならなければ、私はこれを啓き導くことはしない。...
騙されたと思って言われた通りやる
こんにちは。 メンタルトレーナーの尼田浩之です。 最近、習い事を始めたんですが 心が騒つくんです。 楽しくないんです。 いちいち先生の言っていることに 心の中で反発している自分がいるんです。 「そんなの無理!」 「そんな言い方しなくても!」って。 そしたら 「⁇」...
人を植える道
「教え」ということばの語源は 「愛し」からきているという。 愛情をもって生きるすべを 与えようとする心であり 育む心なんだ。 ❝愛をもって育む❞ これが本来の「教育」というものだったのだと思う。 人を育てるということは 道を示すだけではなく 命ある限り...
終活
たとえば山を為るが如し。 未だ成らざること一簣なるも、 止むは吾が止むなり。 たとえば地を平かにするが如し。 一簣を覆すといえども、進むは吾が往くなり。 たとえば山を作るようなものだ。 あと一杯の土で完成するところまできていて、やめてしまうのは自分に責任がある。...
家庭の教育
教え有りて類無し。 この世ではどんな教育を受けたかによって違いは生じるが、 人間は、生まれつきの上中下といった種類の差はない。 (「実践・論語塾」安岡定子著) ど真ん中名刺ワークショップでは、自分を作り上げている3つの要素を考えることをします。...
一道をひらく者
❝そもそも一道をひらくということは、それによって自分自身が救われると共に、さらに後に来る同じ道をたどる人々に対して、その行く手を照らすという意味がなければならぬと思うのです。❞ 誰でもいくつかの岐路に立った時に迷うものだ。 どの道が自分にとって最良の道なのか?...
人の真価
歳寒くして、 然る後に松柏の彫むに後るるを知る 一年で一番寒い時期になり、そこで初めて松や柏が落葉しないことに気づく。 人も大事に遭遇して、初めてその人の本当の価値が現れる。 (「実践・論語塾」安岡定子著) このブログでも何度かすでに紹介したことのある章句だ。...
背中
其の身正しければ、令せざれども行われ、 其の身正しからざれば、 令すと雖も従わず。 上に立つ者が行状正しく品格があれば、命令しなくても民は従う。 自らが不正をはたらいていながら、厳しく命令しても、誰も従ってはくれない。 (「実践・論語塾」安岡定子著)...
見えない失敗
已んぬるかな、 吾未だ能く其の過ちを見て、 内に自ら訟(せ)むる者を見ざるなり。 ああ、もうだめだ。 しかたがないなあ。 自分の過ちに気づいて、自分を心の奥から責め、反省する者を、私はまだ見たことがない。 (「実践・論語塾」安岡定子著)...