個、組織、場
第28講 一人一研究 最近、ちょうどこのことを考えている。 自分が生涯探究したい研究は何なのか。 まだ出会えていないかもしれないし、すでにそれはここにあるかもしれない。 これまでの人生を振り返ってみると、これまで3つの研究をしてきたように思う。...
自分との対話
第15講 一時一事 スポーツでは、一時一事でプレーする大切さは、よく分かる。 しかし、スポーツや仕事などの一場面の中で一時一事で向き合うことが大切なのではなく、生活の中に浸透できるか。 これがテーマだろう。 食事の時間はどうだろうか。 車の運転中はどうだろうか。...
慮る
第14講 人生の深さ これまでの人生を振り返ると、苦しみをぐっと噛みしめた経験があまりないように思う。 子どものころ、プールの授業が嫌でどうしたらサボれるだろうかと考えていた事ぐらいだろうか。 幸いにも、すごく幸せなことなのだが、人生を深く生きる、自分の内面を見つめ、自分と...
明弁
第26講 仕事の処理 充実した生活とは、自分のなすべき仕事の意味をよく知り、あたかも流水の淀みなく流れるように、次々と処理をしていくこと。仕事の処理をもって、自分の修養の第一義だと深く自覚すること。雑務などない。 その上で、仕事の進め方について ①まず着手する。...
省みるとは
第11講 長所と短所 そもそも精神というものは、それが真に伸びるためには、必ずや何らかの意味において、一種の否定を通らなければなりません。 すなわち、この否定という浄化作用、すなわち自己反省というものを通らずに伸びたのは、精神としては真に伸びたのではなくて、かえって度のすぎ...
実践者
第20講 雑話 今年始めたことのひとつが、「大学」の素読会だ。 はじめるに当たって 「素読も大事だが、実践を伴うことが必要だよ」 というアドバイスをいただいた。 確かに、「大学」に触れると、実践の大切さを実感する。 実践というものは、何か目標を決めたり計画を練るようなもので...














