師の光
第10講 尚友 ひょっとしたら、小学生の時代に、師に逢っていたのかもしれない。 そんな想いが込み上げてきた。 人を知る標準は 1,いかなる人を師としているか 2,一生の目標 3,今日までの経緯 4,愛読書 5,友人 この5つが分かれば、その人はどんな人物で、どんな方向に進も...
実践からの変容
第9講 読書 今日、ちょうど読んだ本の感想を書きたいと思う。 実際は本ではなく、特集記事なのだが。 丸亀製麺を立ち上げた創業者の粟田さんのお話だ。 20歳ぐらいの時に、本に出会い大志をいただく。 その本に書かれてあったのは成功者の共通点だ。 ①夢を強く願い信じ切る。...
逆境と誠
年末になると仕事の量も増え、それに合わせてミスも増えてくる。 ミスはなぜ起こるのかを考えると、 「誠」という一文字が浮かび上がってくる。 その仕事に、いかほどに誠を尽くしたか。 誠を尽くすべきだと頭で理解していても、実際に実践しようとすると時に、多くの誘惑が訪れる。...
本当の教育
勉強はもうしなくてもいいからと止めようが、勉強をせずにはいられない。 そんな状態をつくることこそ本当の教育なのだろう。 そういった相手に志を抱かせるためには、まずは自分自身が志をいだいた道を歩んでいかなければならない。 自らの魂に火がついてなければ、どうやって相手に火をつけ...
謙遜
人は自ら信ずるところがあってこそ、初めて真に謙遜にもなり得るかと思うのです。 謙遜という徳は、相手に対する自分の分際というものを考えて、相手と自分との真価の相違にしたがってわが身を省み、さし出たところのないようにと、わが身を処することを言うのであります。...
血・育ち・教え
❝実際われわれの一生は、ある意味からは、自分という一人の人間の、いわば面作りのようなもので、われわれは一生かかって、この自分の「顔」という唯一の面を、仕上げるようなものとも言えましょう❞ 知っておかねばならぬルーツともいえる血筋 親元から育つまで授かった当たりまえだったこと...
お客様のその先にあるもの
印刷会社の仕事というのは、お客様が求めているもの提供する仕事である。 ひとつひとつが、カスタマイズされた唯一のものだ。 かつ、目に見えない価値を提供することではなく、手に取って見えるカタチあるものを提供することになる。 さらに、そのカタチあるものは、人と人を繋ぐコミュニケー...
人を植える道
「教え」ということばの語源は 「愛し」からきているという。 愛情をもって生きるすべを 与えようとする心であり 育む心なんだ。 ❝愛をもって育む❞ これが本来の「教育」というものだったのだと思う。 人を育てるということは 道を示すだけではなく 命ある限り...
一道をひらく者
❝そもそも一道をひらくということは、それによって自分自身が救われると共に、さらに後に来る同じ道をたどる人々に対して、その行く手を照らすという意味がなければならぬと思うのです。❞ 誰でもいくつかの岐路に立った時に迷うものだ。 どの道が自分にとって最良の道なのか?...
諸君らの将来
❝真の読書というものは、自己の内心の已むにやまれぬ要求から、ちょうど飢えたものが食を求め、渇した者が水を求めるようであってこそ、初めてその書物の価値を十分に吸収する ことができる…❞ 自分の時間は常に 未来⇒現在⇒過去 に向かって流れてる。 己の将来とは...
真実の生活
“人間として最も大切なことは、単に梯子段を一段でも上に登ると いうことにあるのではなく、そのどこか一箇所に踏み留まって、己が 力の限りハンマーを振るって、現実の人生そのものの中に埋もれて いる無量の鉱石を、発掘することでなくてはならぬのであります。”...